こんにちは、アサヒコミュニケーションズです。
みなさん、”ラーケーション”というワードをご存じでしょうか?
全国で初めて、愛知県で導入されることになった「ラーケーションの日」。
どうやら、平日に堂々と学校を休んでもOK!という制度なんだとか?!
今回は”ラーケーション”の概要から、認知度、世間の反応をお伝えします。
「ラーケーション」とは?狙いは?
「ラーケーション」とは「ラーニング」(学習)と「バケーション」(休暇)を組み合わせた造語のことで、学習「休み方改革」プロジェクトの一環として2023年3月に「ラーケーションの日(校外学習活動の日)」が全国で初めて愛知県で創設されました。
「ラーケーション」は、公立学校(小・中学校、高校、特別支援学校)に通う子どもが学校を休み、保護者等とともに家庭や地域で探究の学びや体験・活動を自ら考え、企画実行できる制度です。
年3日まで取得が可能で、この休み(校外学習)は、テーマパークや旅行でも、目的を持っていれば欠席扱いにはなりません。ただし、欠席した分の学習については各家庭で自習しておく必要があります。
また、保護者に向けた『休み方改革』の一環でもあるようです。
子どもが平日に休むことで有給休暇の取得を促したり、土日に働く保護者が休みを合わせることで、子どもと過ごす時間を確保できるなどの狙いがあります。
認知度は?
引用元:いこーよ総研 2023年4月アンケート
「ラーケーション」の認知は2割程度
「聞いたことはない」という回答が8割近くで、認知度はまだまだ低いようです。
現段階では愛知県のみの導入なので、まだまだ全国的に認知されていないと言えます。
なぜ愛知県で初導入?
これには愛知県ならではの理由があるようです。
愛知県のトヨタグループには「トヨタカレンダー」と呼ばれる、本社や工場で使われる稼働カレンダー
があります。飛び石になっている祝日を勤務日にしたり、年末年始やゴールデンウイークなどに振り替えて連休にして、工場の稼働を効率的にする意図があります。
トヨタカレンダーの人たちの休みは、世間でいう平日で旅行をしようと思ってもこどもは学校で行けない。そこで、こどもも学校を休めるようにしましょう、ということのようです。
導入に賛成?意見は?
引用元:いこーよ総研 2023年4月アンケート
創設について賛成は約9割
「とてもいいと思う」「まぁいいと思う」という賛成派が約9割を占め、「ラーケーションの日」の創立については、好感を持つ人が非常に多いことがわかりました。
意見の傾向として全体的に前向きな意見が多く見られました。
「子どもが休暇を取っても欠席扱いにならないのがいい」、「子どもが学びの体験を得る機会が増えていい」という意見がどちらも60%ありました。
「ラーケーションの日」があれば気兼ねなく学校を休んで、「子供との時間を作りたい」「子供に特別な経験をさせたい」と思っている保護者が多くいることが分かりました。
さいごに
「ラーケーションの日」について、まだまだ認知度は低いですが創設については前向きな意見が多いことが分かりました。2023年度の2学期以降、愛知県でのみ順次導入が予定されていますが、保護者に向けた『休み方改革』の狙いもあることから今後全国的に広まっていくことも考えられます。
賛否両論あると思いますが、自治体や各家庭の考えを尊重することが重要となりそうです。
※引用元
いこーよ総研|「「ラーケーション」の認知は2割強と低めな一方、創設を望む声は高い
株式会社インタースペース|ママスタ「ラーケーションの日」に関するアンケート
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