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Z世代が考えるキャリアの築き方




こんにちは、アサヒコミュニケーションズです。もうすぐ2025年がやってきますね。新年度に向けて本格的に始動する企業が増えてくる時期だと思います。学生も同様、就職活動や入社に向けて動き出します。以前、Z世代の学生が望む働き方についてお話しましたが、今回は前回に続いて、Z世代が考えるキャリアの築き方をお伝えいたします。


成長意欲の源はどこにある?

株式会社SHIBUYA109エンタテイメント(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:石川 あゆみ)が運営する若者マーケティング機関『SHIBUYA109 lab.』は、2024年と2025年に大学卒業予定の大学4年生及び大学3年生(2024年1月時点)を対象に、外部調査パネルによるWEB調査とSHIBUYA109 lab.独自ネットワークによるインタビューを通して「Z世代のキャリア観に関する意識調査」を行いました。



 仕事と成長に関する質問に対し、「自分の市場価値をあげたい」と答えたZ世代は75.1%にのぼりました。「自分のペースで成長したい」と答えたZ世代は80.1%で、「誰よりも早く成長したい」と答えたZ世代が49.1%だったのに対し、大きな差が生まれました。また、約半数のZ世代が「バリバリ働いていきたい」と回答しており、平均以上の収入を得たり、努力に見合った報酬が得られたり、自分の稼ぎで生活ができたりすることをイメージしているという結果も出ました。Z世代は、自立した生活を送る経済力を培うための働き方を意識しており、成長意欲が自分軸にあることが読み取れます。

『SHIBUYA109 lab.調べ』/https://shibuya109lab.jp


こんな企業は避けたい…!

 次に、働く環境についての質問にも回答を得られました。

 企業選びの際に注目している内容としては、福利厚生が最も多いという結果になりました。企業は、福利厚生の充実さを如何にアピールできるかがカギとなりそうです。また、図にある通り「ワークライフバランスを大事にしたい」と回答したZ世代は87.9%、「給料と労働時間が見合っているか出来る限り確認している」と回答したZ世代は71.0%でした。一概に仕事重視またはプライベート重視ではなく、労働時間が長くてプライベートの時間が短くなってもそれ相応の収入を得られるか、収入が多少少なくても労働時間が短くプライベートの時間が十分に確保できるかを天秤にかけるZ世代が多いということが読み取れます。また、受けるのを辞めようと思った企業の言動には、「アットホームな雰囲気」「良いところしか言わない」といった回答がありました。一見良さそうに感じる言動ですが、長所のみを強くアピールされてしまうと、不安から警戒心を持ってしまうようです。企業側は自社の強みや風土をアピールするとともに、ウィークポイントについても理解し発信するよう心掛ける必要がありそうです。

『SHIBUYA109 lab.調べ』/https://shibuya109lab.jp


将来描いているキャリアプラン

 最後に、入社後の働き方についての質問に対する回答です。



 入社後の活躍の仕方については、「周囲の人に頼りにしてもらえる」「」一緒に働いている人や同じチームの人に認められる」といった声が多く聞かれました。その中で、将来的に「マネジメント」や「管理職」に興味があると回答したZ世代は、約半数の53.5%を占めていました。特に女性だけの回答でも50%を超えており、女性もキャリアを築ける社会を求めていることが読み取れます。リスキリングに対する意欲も高く、64.4%のZ世代が積極的に学びを支援する企業を選択肢に入れていることが分かります。ワークライフバランスの重視といった言葉からZ世代は働くことに意欲がないように思われがちですが、役職について出世するキャリアプランを描いていたり、自分軸で成長し会社の利益に貢献したいと思っていたり、一定の成長意欲は持ち合わせています。そのうえでプライベートも充実させ、仕事へのモチベーションに変える効率的な働き方を理想とするように思います。

『SHIBUYA109 lab.調べ』/https://shibuya109lab.jp


まとめ

 さて、Z世代が考えるキャリアの考え方について紹介してきましたがいかがでしたか?世間でイメージされるZ世代に対して、少しイメージが変わったかもしれません。少子高齢化で働き手不足が見込まれる将来、Z世代の力は欠かせないものになっていくと思います。ぜひ、多様な考え方を取り入れて新しい社会を創っていけたらいいですね。

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