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意外と知らない?奥が深いナンバープレートの世界



こんにちは、アサヒコミュニケーションズです。


普段移動の際に何気なく見ている車のナンバープレート。

実は、たくさんの種類があることをご存知ですか?

今回は、意外と知らないナンバープレートの種類についてご紹介します。


ナンバープレートの基本

ナンバープレートは、自動車を識別するための標識であり、 道路運送車両法によって表示が義務付けられています。


ナンバープレートの構成
  • 地名 (例: 品川、神戸、札幌)

  • 分類番号 (例: 500、330、111)

  • ひらがな (例: あ、う、か)

  • 一連指定番号 (例: 12-34)


で構成されています。


日本のナンバープレートに記載されている数字には、それぞれ特定の意味があり、以下のように分類されます。


地名表示

ナンバープレートの上部には、登録されている運輸支局や陸運事務所の名称が表示されています。これにより、その車両の登録地域を特定できます。


分類番号

地名の左側にある3桁の数字で、車両の種別や用途を示しています。例えば、


「100」~「199」は乗用車

「300」~「399」も乗用車で一般的に使用されますが、より大きなエンジン排気量の車を示します。

「400」~「499」は貨物車

「500」~「599」も乗用車で軽自動車も含み得るが、より小型のエンジン排気量を示します。


ひらがな

数字の隣に表示されています。これは使用可能な用途や種類により使い分けられ、特殊な用途やレンタカーを示す特別な文字もあります。


一連指定番号

一番大きな数字部分で、一般には4桁の数字です。これは各地域ごとの個別の登録番号を示し、特定の車両を識別するために使われます。


これらの要素を組み合わせて、ナンバープレートは車両の登録情報を明示します。ナンバープレートによってその車両がどの地域で登録され、どのような用途で使用されるのかを特定できるようになっています。



色の違い

ナンバープレートの色は、車の用途によって異なります。

  • 白地に緑文字: 普通車、小型車 (自家用)

  • 緑地に白文字: 軽自動車 (自家用)

  • 黒地に黄文字: 営業用車 (タクシー、バスなど)

  • 黄地に黒文字: 軽自動車 (営業用)



図柄入りナンバープレート

図柄入りナンバープレートとは、通常のナンバープレートに、地域ごとの風景や観光資源などをデザインしたものです。

2006年から導入が始まり、現在では全国各地で様々な図柄入りナンバープレートを見ることができます。


図柄入りナンバープレートには2種類あります。


全国版図柄入りナンバープレート

全国共通の図柄で、ラグビーワールドカップ特別仕様ナンバープレートや、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会特別仕様ナンバープレートなど。

現在交付されている全国版図柄入りナンバープレートは、「大阪万博の図柄入りナンバープレート」と、47都道府県のお花をモチーフとした図柄のナンバープレート」です。どちらも期間限定となっています。


地方版図柄入りナンバープレート

地域ごとに異なる、地方版図柄入りナンバープレートは、地域の特徴や魅力を全国に発信するためのツールとしての役割も担っており、地域への愛着や関心を高め観光客誘致や地域経済の活性化に繋げることが期待されています。

地域のPRツールとして、「走る広告塔」のような役割を果たします。




図柄入りナンバープレートを取得する方法

図柄入りナンバープレートを取得する際には、通常のナンバープレート取得費用に加えて、交付手数料、寄付金(1,000円以上)等ががかかります。この寄付金は、導入地域における交通改善、観光振興などに役立てられます。


また、新車・中古車の購入時だけでなく、現在所有している車にも、番号を変更せずに取り付けることができます。


図柄入りナンバープレートは、希望ナンバーと同じように、抽選となる場合があります。また、交付手数料や交付期間などは、地域によって異なります。

詳しくは、国土交通省のウェブサイトや、お住まいの地域の運輸支局にお問い合わせください。




ナンバープレート情報の活用例

ナンバープレートは、車両を識別するための基本的な情報を提供するだけでなく、さまざまな形で活用されています。以下はナンバープレートの主な活用例です:


ETCや有料道路の課金システム

  • 高速道路や有料道路では、ナンバープレートを自動認識するシステムがあり、通行料金を計算・徴収しています。

観光やマーケティング

  • 一部の地域では、地名表示を観光資源や地域PRに活用することもあります。特に特別仕様のナンバープレートなどは、地域振興の一環として利用されます。

駐車場の管理

  • 多くの駐車場では、ナンバープレートを読み取り利用者を特定し、駐車料金を計算するシステムが導入されています。

車両登録と識別

  • ナンバープレートは車両の登録情報を示しており、警察や交通管理者が車両を監視・管理する際に使用されます。これにより駐車違反やスピード違反等の監視が可能です。

防犯・盗難防止

  • 盗難車両の発見に役立ちます。車の盗難が発生した場合、警察はナンバープレート情報を元に迅速に対応することができます。

行政サービス

  • 自動車税やその他の税金の徴収において、ナンバープレート情報が活用されています。これにより、車両所有者の特定や課税が容易になります。


これらの例により、ナンバープレートは交通管理だけでなく、安全対策や地域活性化にも重要な役割を果たしています。


まとめ

ナンバープレートは、単なる標識ではなく、 地域性や個性を表現するツールとしても進化しています。

今度、街中で車を見かけたら、 ナンバープレートにも注目してみてくださいね!



アサヒコミュニケーションズでは集客・販促・売上UPなど様々なご相談にお答えします!

ぜひ、お気軽にご相談ください!


 



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