社内コミュニケーションを深めるためにはどうしたらいい?
- アサヒコミュニケーションズ マーケティング
- 4月1日
- 読了時間: 6分

こんにちは、アサヒコミュニケーションズです!
今日から4月!新年度ですね!
新しい顔ぶれがあったり、年度変わりということで心機一転!という気分の方も多いのではないでしょうか。
コミュニティーの場が変わる時期であり、人によっては人間関係を新しく築いていく方も多いことかと思います。企業で働く社会人にとっては社内においても人間関係を円滑にしていかなければなりませんね。
そこで今回は、社内コミュニケーションについて調べてみました!
社内コミュニケーションについて
社内コミュニケーションとは、組織内で日常的に行われる会話や情報交換、共有などの活動全般を指します。業務上のやり取りはもちろん、何気ない雑談も含まれます。
社内コミュニケーションの重要性:
業務の円滑化
情報の共有や相談がスムーズに行われることで、業務効率が向上します。
誤解や認識のズレを防ぎ、業務上のミスを減少させます。
チームワークの向上
メンバー間の信頼関係が深まり、協力体制が強化されます。
創造的なアイデアや問題解決策が生まれやすくなります。
組織文化の醸成
共通の価値観や目標を共有し、一体感を高めます。
風通しの良い職場環境を作ることで、従業員の満足度や定着率が向上します。
社内コミュニケーションの種類:
業務上のコミュニケーション
会議、報告、連絡、相談など
非公式なコミュニケーション
雑談、ランチ、懇親会など
情報共有ツール
社内SNS、チャットツール、グループウェアなど
近年は、働き方の多様化に伴い、オンラインでのコミュニケーションも重要性を増しています。
多くの企業が社内コミュニケーションに課題
社内でコミュニケーションをうまくとるためにはどうすればいいのでしょうか。
アサヒビール株式会社とHR総研(ProFuture株式会社)は、企業における社内コミュニケーションの課題と対策に関する共同調査を実施しその結果を公表しています。
【図表1】企業規模別 社内コミュニケーションに関する課題感
こちらの図は、社内コミュニケーションに関する課題感についての返答です。
多くの企業が社内コミュニケーションについて課題を感じている様子がうかがえます。
そして、次の図は、その関係性についてです。
【図表2】企業規模別 社内コミュニケーションに関する課題がある関係性
一番多く挙げられたのが部門間でした。しかし、企業規模が300名以下である場合、課題を感じる関係性については上司と部下が一番多く回答がありました。
企業規模が小さければ小さいほど上司と部下の関係性に課題を感じる傾向にあるようです。
実施している施策と効果
次に、社内コミュニケーションのために実施している施策についての回答がこちらです。
オフィシャルでもアンオフィシャルでも実施していないの回答のほうが多くなっていますが、
オフィシャルな取り組みでは、1on1や研修が実施しているところが比較的多く、アンオフィシャルでは、飲み会や食事会などが比較的多いようです。
そして、こちらが、実施率とその効果についての図です。
実施率と効果の差がないのが「1on1」のみでした。
やはり1対1で対面で話をするのが一番コミュニケーションが深まるようです。
逆に、ギャップが大きかったのが、「会社主催のシャッフルランチ」でした。
実施率が高いのに効果が感じられにくいのは「従業員アンケート」と「コミュニケーション・コーチングなどの研修」となっています。
また、「飲み会や食事会の推奨、補助」や「会社主催の社内交流イベント」に関しては実施率が低いにもかかわらず効果が高く出ています。
社内交流イベントの課題
次に社内交流イベントについての図を見てみましょう。
社内交流イベントとは、例えば、忘年会や新年会、歓送迎会などの交流会や社員旅行、BBQ、運動会などが挙げられます。
【図表5】会社主催の交流イベント等を開催する上での課題
これらは、企画から実施、終了後の片づけ清算まで、誰かが担って行わなければならないため、運営担当者の負担が大きいことが課題となっています。
ノンアルコール飲料の提供による交流促進
次に、社内交流の場におけるノンアルコール飲料の提供による交流促進についての所感を訪ねると、多くの企業が「好ましい」と回答しました。
特に規模の大きい企業ではその傾向が強まっています。
【図表6】社内交流の場における「ノンアルコール飲料の提供による交流促進」への所感
次に、ノンアルコール飲料の提供の効果が期待できる場についての質問では、「研修参加後の懇親会」や「入社社員との交流」などが多く挙げられました。
【図表7】ノンアルコール飲料の提供による交流促進の効果が期待されるシーン
社内コミュニケーションの例
ここでは、社内コミュニケーションの例を挙げてみます。
フリーアドレス制度
フリーアドレス制度は、固定席を持たずに自由に席を選べる制度。部署を超えた交流や業務効率向上が期待できます。全社員対象の「完全フリーアドレス」と、部署内移動の「グループアドレス」の2種類があり、必要な備品があれば自社で導入可能です。
社内BGM
社内BGMは、オフィス環境改善や従業員のモチベーション向上を目的とした音楽です。雑音を和らげ集中力を高め、コミュニケーションを促進する効果があります。適切な選曲と音量調整が重要です。
社内運動会
社内運動会は、企業が従業員やその家族のために開催する運動イベントです。部署や役職を超えた交流を促進し、チームワークや連帯感を育む目的で行われます。運動不足解消やストレス軽減、企業文化の醸成にも役立ちます。
社内ウォーキング大会
社内ウォーキング大会は、従業員の健康増進やコミュニケーション活性化を目的としたイベントです。チームで目標歩数を競い、アプリで歩数記録や交流を行います。部署間の連携を深め、運動習慣の定着や健康意識の向上を促します。
社内コミュニケーションを深めるために取り入れてみてはいかがでしょうか。
まとめ
いかがでしたか?
社内のコミュニケーションんの取り方は様々な方法がありますが、オフィシャルでは1on1や、アンオフィシャルにおいて昔は必須だったアルコールも今ではノンアルコールになったり時代とともにコミュニケーションの取り方も変わってきていますね。
これから社内コミュニケーションを深める企画を立てられる方は是非参考にしてみてください。
コメント